2008/10/26(Sat)
アメリカ、投資銀行及び証券会社であるリーマン・ブラザーズの破綻に端を発した世界的な金融恐慌、ものすごい勢いで日本の株価も下がっている。それに伴って今までに無かったような円高が進んでいる。
今年の春から始まった穀物と原油の価格高が、やっと落ち着いてきたと思ってたところへの株安と円高。一部の中小、零細の企業では淘汰が始まっているかもしれない。
おそらくはこれから不況という底知れるような化け物が日本全体を覆ってしまうのだろう。
国会では経済対策を議決、補正予算が通った。しかし、一部には効果があるだろうけど、日本全体を覆ってしまう不況を払拭してしまうような効果があるとは思えない。もちろん素人の憶測でしかないのだけれど、ある程度は不況の中でもがき苦しまねばならないような気がしてならない。
今のところは実感としてまだまだ無いのだが、一般の庶民たちは、これから大変な時代を迎えるのだろうか。
バブルがはじけてしまった時以上、経済的には底に沈んでいくような気がしてならない。
それとも日本の経済力は持ちこたえる事ができるのだろうか。
この先、日本の経済は一体どうなるのだろうか。そして、日本という国は一体どうなってしまうのか。
色々と北のほうで騒がしい。
北朝鮮の金正日死亡説が流れたりしていた。北朝鮮は報道した新聞社を激しい論調で批判していたが、肝心の金正日は出てこない。各国の大使館員に重大発表が近日あるから、遠出はするなというお達しのようであった。
彼の父親からの権力委譲は割りとすんなりとすんだと十数年前のことを記憶しているが、彼から次の権力者への力の以上はどのような形で行われるのか。報道では何人かの次の総書記長の候補の名前が挙がっているが、一体誰が次の総書記長の座に着くことになるのか。
あの国からは情報が出てこないので、ひょっとしたらもう死亡して現在はその委譲を進めている時間なのかも知れない。何しろ、情報が出てきたときにはほとんど決まっているという具合なのだから。
アメリカのブッシュ大統領の最後の得点稼ぎでのおかげで、北朝鮮は核の凍結と引き換えにかなりの好条件を手に入れた。そしてもっと現実的な物資の要求などもしているという。
その好条件を手に入れたことに味をしめ、また次の何か政治的な事件を背景にした出来事をでっち上げ、要求をしてくることになるのだろう。
北が騒がしいとは、北朝鮮のことだけではない。
ロシアである。
プーチンが大統領から首相になった。
結局権力を掌握している。
そしてロシアとの関係国に徐々に浸透を図り、大ロシア圏を構築しようという風に思える。
最近、元KGBの幹部だったものが首相に着いたという国があった。
このようにして、どんどんと自陣を広げていくというような格好である。
陣営を広げるだけならいいのだが、民主化されたといっても表面だけのロシアである。ふたを開ければKGBの後身であるFSB長官が大統領や首相に就任してしまう国である。
気を付けなければならない。
Posted on 2022/03/27 Sun. 17:22:31 [edit]
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