【2007年のなぐり書き】
今年は「ラニーニャ現象」の影響で暑い夏になるらしい。入梅は遅れ梅雨明けは早まるらしい。と、新聞か何かで読んだ。
そのせいか岩手一関も、17日を過ぎても梅雨入りはしていない。関東方面はどんどん入梅しているので、南東北や北東北も時間の問題だと思う。
さて、最近ニュースをにぎわせているのは社会保険庁の年金問題だろう。
一体どうなっているんだという怒りの声がどんどん聞えて来るが、それに対しては色々は方法で対処しているのが報じられている。
ただでさえ意識的に年金を納めない人が増えているし、人口減で納める人が減ってしまうのは目に見えている。
だって、ちゃんと納めたって将来はもらえる保証が無いのなら、真面目に納めるのは馬鹿らしいと思うのも理解はできる。もっともそれを容認してしまうと年金制度そのものの意味をなさないので、どうにか皆さん納めて下さいというお願いをするしかないだろう。
そんな中での年金不祥事だから、ますます年金を納める事を放棄する人も増えるのではないだろうか。
今さらの大臣や総理大臣を責めても仕方ないのだけれど、対策をちゃんと立て実行できないのであれば批判のなるのもいたしかたないであろう。やはり責めを負わなければならないのは、歴代の長官や総理大臣、保険庁の職員の人達だろう。それは現実的ではないにしろ、それが本筋というものだろう。
そういえば今の内閣は保険庁を組織改革とかそういう言葉で、違う組織に変革しようとしているが、看板の掛け替えだけではどうしようもないことは、大小のお役所仕事を見てきて判然としているから気を付けなければならない。
年金問題に隠れてほんの数日間ぐらいしかテレビでも流れなかった松岡農水省自殺問題。
あれは家賃とか設備とかちっちゃい事を誤魔化していたということになっているが、ひょっとして世間には出てきていない大きな問題が隠れているのではないだろうか。税金を適当に使ったということに関してはちゃんと責任を負わなければならないだろう。大臣を辞職するぐらいの責任の取り方が順当ではないだろうかと思っていたのだが、金額の多さと自分の命の価値。どう見たっておかしいのではないか?
国会や委員会の答弁では大まかな事は弁解していたが、ちゃんとした説明責任は果たしていない。なぜあそこまでちゃんと言わないでいられたのか、逆にあの程度で口に蓋をしたのか。
やっぱりどこかに大きな力が働いていた、あるいは大きな力に加わっていたと考えるのが自然なのではないだろうか?
大きな力では無かったら、命を断ってまでも言えないような大きな金額。
そう考える方が自然だろう。
過去には何億ものお金を不正に取得して、平然としていられた政治家だって沢山いる。
まさか家賃のちょろまかしで命を断たなければならないなんて、彼はそんなに気は弱くはないだろう。そんな気の弱い人間が議員になって大臣まで昇なんて思えない。
Category: 【なぐり書き】
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