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Simple Hama @岩手一関

Webサイト「Simple Hama」のミラー的ブログ since 2020.05.10 19:00

 

【2010年病院日記】緊急入院:その8 

2010/12/02(Thu)
朝、同室のCさん、Dさんに挨拶をしてみた。
ちゃんと返事が返ってきたので、ちゃんとした大人だなぁと思った。

Dさんは、前に一度入院してその時の仕事に関しての話しがあったのだが、仕事が変則で24時間勤務だという情報がうまく医師に伝わらずに、その後にまた体調を崩してしまい、再度の入院ということになったみたいだ。
なので、体調不良が解消されたら今日にでも退院するつもりらしい。
しかし、どこかに病気が潜んでいるのではないかと自分は想像している。
酸素を使っているので呼吸器系に異常があるのだろう。ただ、医師との信頼関係が無いので検査できないでいるのではないか・・・な。

今日はいよいよ退院であるらしい。
午後遅くなって今いそうだと心配していた整形外科の診察も10時過ぎには終わらせることができた。
また来週に診察を受けに来ることになっているので、そのときには整形外科のほうも受診することになる。

さて、そろそろ帰る準備をしておくかな。

それでは。

The End.

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【2010年病院日記】緊急入院:その7 

2010/12/01(Wed)
昨日のAさんに続いて、今日はBさんも退院の予定だという。
昨夜、寝る間際にBさんとチラッと目が合ったので会釈をしてみた。
そしたら、今朝にはカーテン越しにおはようございますという挨拶がきた。
もちろんこちらもおはようございますの返事。
朝ごはんを食べた後に、Bさんの方から話しかけられた。
しかもちょっとした会話なんてもんじゃない。
15分や20分ぐらい話し込んでしまった。
Bさん、あぁ見えても自分と同じ年だった。
なんだぁ、Bさんは話し好きだったんだ。(笑)
ということで、Bさんは皮膚科を受診した後に退院ということになった。

で、自分も明日退院だという話しがすっかり出来上がっていて、担当医師から告げられた。
もう少し様子を見たいような話しだったので、今週末ぐらいかなと思っていたら案外早くなってしまった。
これはきっと上の方からプレッシャーが来たんだろうなという感じだ。
担当医の気持ちでも、もう少し様子を見たいようだけど、今の医療では発症後24時間に合併症などの問題が無い場合には、4日後に退院ということなのだそうだ。
こりゃ早過ぎるな。(汗)

午前中、薬が替わるということで看護士さんの説明を受けていた。なにやら注意事項があるらしい。
けれども、そのタイミングで心エコーの検査で呼ばれてしまって、どの薬がどうだということが分からないままだ。
検査室に行くと、研修医が待ち構えていた。(笑)
もちろんちゃんとした検査は検査技師の仕事なのだが、緊急で搬送されて来た場合には医師が検査をするということもあるだろうし、病棟での検査でも医師が直接検査するということもある。
なので、心エコーの検査もしてみたかったのだろう。
いくつかサンプルのエコーを確保したみたいだった。

午後からBさんが退院すると、この病室も自分ひとりになってしまうなぁなどと考えていたら、CさんとDさんが次々に入ってきた。
Cさんは他の部屋から移ってきて、Dさんは入院してきたらしい。
また、どちらとも会話が無い。(汗)
そしてどちらも、自分よりだいぶ年齢が上だ。
Cさんは入院慣れしている感じがあるので、もう長いこといるのかも知れないな。
Dさんは・・・よく分からん。(汗)

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【2010年病院日記】緊急入院:その6 

2010/11/30(Tue)
まだ病室の人同士の会話が無い。(汗)
先客であるAさんとBさんとの会話も無いので、ちょっと不思議である。
なので、自分から会話を作れない。
無口のまま自分の相手はPCだけになっていく。

この日から病室内の歩行が許される。
しばらく寝てばかりいたので、さすがに立った時はフラフラした。
でもそれ以上に、膝がやばい感じである。(汗)

で、Aさんは予定通り退院。
後片付けをしたり、事務の人から支払い手続きのことを聞いている。
そして、BさんがAさんに話しかけていた。
Aさんの受け答えがあまりにも好青年風なにで、ちょっと驚いた。(笑)

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【2010年病院日記】緊急入院:その5 

2010/11/29(Mon)
もう少し個室に入れたらいいのだけどと思いながらも、今日は一般病室への移動だという。
付き添いもいらないと言う。
カテーテルから48時間を経過したので危険な期間を脱出できたということらしい。
ホッと一安心、命拾いをした。もちろん完全にリスクは無くなったということではないのだけど。
ここから何日間はまた自由な時間を楽しめそうだなぁ。ということでPCの調達をした。
前の時はPCを使わなかったので活動範囲が狭かったから、今回はPCを使って文書を書いたりネットを見回りをしたりできそうだ。(笑)

で、移動した先は485号室。
今はどの病院でも大部屋は大体4人入っていて、カーテンで仕切られるようになっている。
仙台の時もそうだったし、ここでもそうだ。
けれど、この部屋はあまりにも・・・仕切りすぎ。
まず部屋に入ってすぐ左のAさんは、ほとんどカーテンを締め切っていて、こちらには全然関心を示さない。
何か今時のちょっと悪そうな感じのやつ。(汗)
左窓際にも一人Bさん、こちらは少し関心を示してくれた。
ちょっとはにかみな感じがして、話しかけづらい・・かな。

どうやらAさんは30日に退院するようだ。

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【2010年病院日記】緊急入院:その4 

2010/11/28(Sun)
この日からベッドの上で起き上がってもよいという許可が出た。
そしてお昼も減塩食ではあるけれど、出るという。
麻酔を使っていないので、当然胃腸は動いている。
なので、腹は勝手に減っている。
ありがたい。(笑)
そしてある程度の寝返りを打ってもよいという。
これもかなり助かった。
何しろ寝返りを打てないのだから背中が痛くなっていて辛かった。
赤ちゃんが一番最初にする動作が寝返りという意味が分かったような気がした。(もちろんそんなことは無いのだろうけど)

それでも後はひたすら横になっているだけである。
何かしたいという意欲がわいて来ない。

しかしながら、ずっと伸ばしていたカテーテルを入れた右足の膝が少し痛くなっているのが気になる。
伸ばしていたからなのか、他に理由があるのか。

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【2010年病院日記】緊急入院:その3 

2010/11/27(Sat)後半
その頃になるとカテーテルの担当医師やヘルプの看護士さんがそろって来た。
いよいよカテーテルが始まるのだが、股関節から問題の部位までチューブを送り込む。
この股関節のところを切開して入れるのだから、当然痛みが伴うが、それは局所的な痛み止め(麻酔?)の注射をされた。なので、カテーテルを挿入したり操作したりしている時の痛みは感じない。
挿入されたときに、何かが入っていくという感じしかなかった。

このあたりでいよいよ時間のリミットが迫ってきた。
心筋梗塞の場合は発症から6時間がゴールデンタイムであるらしい。この間に処置ができない場合は、本格的な心臓手術になってしまうらしい。
リミットまで20分という声が聞こえてきた。
なので、このときのスタッフも相当焦っていたらしい。冷静だったのはカテーテルの担当医だけだったか・・。
モニターが何台かあって、カテーテルの様子や心電図の波形などがそのモニターに映し出されることになっている。
けれど、なかなか心電図の映像がモニターに来ない。
あぁでもない、こうでもないと格闘してて、最後には一からつなぎ直すということになった。

このあたりまでは自分の意識も何とか持ちこたえていたのだが、何しろ酒を飲んで気持ち悪くて寝ていない。寝ようと思っても引き戻される。
ここに来ては尿道に入っている管が違和感を増幅させてくれている。
気分的にはドロドロな感じで、そろそろ寝かせてほしいなぁと思っていた。
カテーテルの処置がどのぐらい続いていたのか分からない。途中で半分寝た状態になっていたのだろう。

ただ、カテーテルを入れている足は動かすな、切開したところから雑菌が入らないように、手は足に触れてはいけないなどと言われていたので、必死にそれを守っていた。
しかし、動くなといわれるとこれほどしんどいことはない。
イライラもそろそろ限界だ。
しかもちんちんには違和感。
早く終わってくれと眠気と違和感と痛みとの闘いであった。

おかげさまで心臓には何箇所かの詰まったところがあり、吸引でそれを取り除き、問題の部位にはステントを埋め込み血流の確保ができている。
やっと楽になると思いながら、病室へ向かうためにエレベータに乗っていた。
あぁ、でもベッドは回さないで欲しい、目が回ってしまうから。(汗)

もうこのあたりから一般病室に移動した日までの間の記憶がはっきりしていない。
記憶というより時間と日にちの感覚が狂ってしまったかのようだ。
ナースステーションに近い個室に何日かいたのだけど、そのときの記憶がはっきりしない

前に入院したときと状況が違うのは、今回は病棟に研修医が何人か来ていて、自分は格好のサンプルだということ。
なので、担当医とは別に症状の質問にきたり担当医の補助をしたりしている。

担当医はO医師、担当看護士はM・O、岩手医大からの研修医

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【2010年病院日記】緊急入院:その2 

2010/11/27(Sat)前半
この日の「朝まで生テレビ」は「日中関係と北朝鮮」がテーマで事前収録されたものをノーカットで流すという、「朝まで半生テレビ」であった。
なかなか興味深く見ていた。

何時ごろだっただろうか、妙に胸元が気持ち悪くなった。
ちょっと飲みすぎたのかなと思い飲むのを止め少し様子を見ていた。
それでも一向に気分は優れないので、本格的に寝てしまおうと布団に入った。
何て言ったらいいのだろう、強烈な胸焼け感とぎゅっと強くつかまれる感じだった。それでもまだこのときは悪酔いだと思っていた。
一度腹に入っているものを出してしまえば楽になるかと、トイレで戻してみた。
すっきりはしたが、例のむかつき感は消えない。
もうこうなったら寝てしまうしかないと、寝ることにしたのだが、やはりむかつき感が邪魔をして寝入ることができない。
その間際まで行くと、ぎゅっとつかまれた感じで眠りから戻ってきてしまう。

さすがにこうなってくると普通の事では無いと認識し始める。
父親が、やはり心筋梗塞で病院に運ばれているから、ひょっとしたら自分にも心筋梗塞が襲ってきたのかも知れないと思い始めた。

もう病院へ行くしかないな。
家人を起こし保険証やら診察券を用意して、岩手県立磐井病院の救急窓口へ連れて行ってもらった。

病院に着いて簡単な受け付けをした。
この時、少々待たされた。やはり救急車のほうが優先順位が高いらしい。
担当してくれた医師に症状を説明すると、すぐに心電図を取りエコーで心臓の様子を見ていた。その様子を他の意思にも確認すると、やはり間違いなく心筋梗塞だと判定される。
どうやら冠動脈に詰まりがあり、下側の方に血液が供給されていず動いていない部分があるということで、エコーのモニターを見ながら説明を受けた。

ここからが早かった。
すぐに心臓専門の医師スタッフが招集された。
心筋梗塞は発症からの時間が鍵だ。
スタッフが到着する間に処置室へ移動させられ、ストレッチャーの上で消毒が始まった。
この時すでに処置はカテーテルによる吸引と患部へのステントでの血流確保が決まっていたらしい。

まずカテーテルによる処置の場合は、何日か動けない状態が続くので尿の排出経路を確保するために、チューブをちんちんの先っぽから・・・どこまでだろう?
前立腺という言葉も出てきたので、そっち方面へ・・・膀胱まで行くのだろうか。
このチューブを挿し込むのが今回の中で一番痛かった。
想像してもらえると、その痛さがいっそう理解できるのではないだろうか。(汗)

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【2010年病院日記】緊急入院:その1 

2010/11/26(Fri)
この日、いつものように会社に行き、いつものように仕事をした。
定時の22時よりも少し遅くまで会社に残ってシステムの稼動状況を眺めていた。
問題が無いことも分かり、帰宅することにした。
そして、いつものように夕食を食べお風呂に入った。ベースを弾こうかと思っていたが、何かやらないといけないことがあったので、それは見送ることにした。
ネットの見回りにも少し飽きたことと、テレビではテレビ朝日系の「朝まで生テレビ」が始まったので、それを見ながら酒を飲むことにした。

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【2010年病院日記】緊急入院:その0 

2010年11月の終わりごろに、一関の県立磐井病院に入院した。
思わぬ年2回目の入院生活を思い出しながら文章にした。

2010年帰還、まさに退院した時は帰還したと感じた。
去年はは当たり年だったらしい。
2度目の入院である。しかも、たちの悪いことに心臓疾患、心筋梗塞である。
一関の岩手県立磐井病院に入院することになった。

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