次にNikon F-801というオートフォーカスのカメラに手を出した。
そのカメラを手に入れたことによって、写真を撮るという行為が格段に増えた。
と言っても、飲み会に持ち出しては宴会の様子を撮っていただけだったが。
しかしながら、その当時の仕事で他人が撮った物だが、かなりの枚数の写真を目にすることになる。
それが、その後定年になるまで仕事の一部として続いている。
下手なプロのカメラマンよりも写真を多く目にしていることは確実である。
自分はどんな写真を撮っていたのかというと、まだまだ作品と言えるような写真は無く、カメラを趣味にしている人が撮っているような感じで、風景やら花やら変わった事象やら・・・。
しかしながら、自分の中ではどうも不完全燃焼であり、そんな写真が撮りたいという気持ちでは無かった。
ずっと何を撮りたいのか、何を残したいのかを自問自答してた。
それが、また最初のFE2を手にした時から延々と続いていた。
やっとの事で自分の撮りたい写真が形になったのは、30もずいぶんと過ぎてからの事になる。
自分の作品と言えるような写真を残せるようになってきた。
自分が撮りたい写真を見付けるまで、とても長かったな。
The end.
Posted on 2022/04/24 Sun. 17:59:38 [edit]
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