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Simple Hama @岩手一関

Webサイト「Simple Hama」のミラー的ブログ since 2020.05.10 19:00

 

【写真を撮る:その4。】 

次にNikon F-801というオートフォーカスのカメラに手を出した。
そのカメラを手に入れたことによって、写真を撮るという行為が格段に増えた。
と言っても、飲み会に持ち出しては宴会の様子を撮っていただけだったが。
しかしながら、その当時の仕事で他人が撮った物だが、かなりの枚数の写真を目にすることになる。
それが、その後定年になるまで仕事の一部として続いている。
下手なプロのカメラマンよりも写真を多く目にしていることは確実である。
自分はどんな写真を撮っていたのかというと、まだまだ作品と言えるような写真は無く、カメラを趣味にしている人が撮っているような感じで、風景やら花やら変わった事象やら・・・。
しかしながら、自分の中ではどうも不完全燃焼であり、そんな写真が撮りたいという気持ちでは無かった。
ずっと何を撮りたいのか、何を残したいのかを自問自答してた。
それが、また最初のFE2を手にした時から延々と続いていた。
やっとの事で自分の撮りたい写真が形になったのは、30もずいぶんと過ぎてからの事になる。
自分の作品と言えるような写真を残せるようになってきた。
自分が撮りたい写真を見付けるまで、とても長かったな。

The end.


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【写真を撮る:その3。】 

漠然と自分のカメラを買いたいと思った。
新聞の全面広告にキャノンA1だったかの広告が載っていたからであった。
その時に、父親にズームレンズとその広告のカメラを買うつもりだと相談した。
しかし父親からはズームレンズのF値が大きく暗いレンズなので賛成はできないと言われた。
そこでちょっと心が折れたが、カメラを買いたいという気持ちは無くならなかった。
それと同時に薄ぼんやりと、「老後の楽しみに写真を撮る」言うような事が頭の中に浮かんだ。
それからカメラ雑誌を買うようになり、写真と言うよりはカメラについて少々勉強することになった。
それから半年してからだったろうか、ようやく自分の意志でカメラを買うことを決意する。
当時、東京で学生をしていた弟に、カメラを買ってくれるようにお金を渡した。
その時に買ったカメラとレンズが、Nikon FE2とAi Micro-Nikkor 200mm F4(IF) であった。
とにかく望遠レンズが欲しかったのである。
それからポツポツと写真を撮るようになったが、何を撮っていいか分からない。
撮りたいという欲求が湧いてこないのである。
確かに200mmと言うレンズは、最初にしては極端なレンズだったかも知れない。


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【写真を撮る:その2。】 

その後、高校に入った時に、別の高校へ進学した友達が写真を始めており、彼の撮った写真を見せてもらった。
photograph02p01.jpg
写真を始める切っ掛けになった写真それが唯一の写真を撮る動機になっている。
しかしながら、カメラを構えて写真を撮り作品を残すということは無かった。
だが、その写真を見たことが切っ掛けになって、心のどこかで写真を撮りたいという気持ちを持ち続けた。
社会人になり仙台で働き始めて2年目に、後輩が入社してきた。
その彼が、給料でカメラを買った。
それが羨ましかったが、その動機に愕然とした。
それは、写真を撮りたいと思ってカメラを買ったのではなく、CMに出ていたタレントのファンになったから買ったということ。
そのカメラはミノルタのカメラ、タレントは宮崎美子であった。
その行為にある種の衝撃を受けてしまった。
仙台の会社を辞めた後に、現在まで働いている会社に入ったが、やっと給料でカメラを買おうという気が起きた。

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【写真を撮る:その1。】 

写真を撮る切っ掛けを書こうと思ったけど、それらしい切っ掛けは無かったような気がする。
強いて言えば、親世代に写真を撮るというブームがあって、両親とも写真にはまった時期があった。
それが最大の切っ掛けになるのだと思う。
小学5年の時、仙台の国立病院に入院したことは、別の項目で書いた。
その時に、小さいハーフ判※1のオリンパスペンというカメラを買ってくれた。
要するに暇つぶしになるようにと言う事なのだろうと思う。
入院中は友達や院内を色々と撮って回っていて、確かに写真への興味を持つようになったのだが、それが趣味の写真というわけでは無かった。
写真を撮るという興味が湧いたのは、小学6年の時に友達と始めた天体観測からだったように思う。
星の軌跡や月食や月の表面などを撮るようになってから。
その後に、中学に入り部活動とは別に授業としての必修クラブというのがあって、その時に写真部へ入った。
そこで1枚だけではあるが、ネガフィルムの現像と焼き付けを行った経験があるが、それだけの事である。
積極的に風景や何かを撮影したと言うことは無かった。
※1(ハーフ判とは、35mmフィルムの場合、1コマの記録有効範囲は24mm×36mmであるが、ハーフ判は24mmx18mmとなる。従って、通常の24枚撮りフィルムの場合には48枚撮りになる。)

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【写真を撮る:その0。】 

自分にとって、写真を撮るというのはどういうことなのか。
写歴が長い割には、本当に撮りたい物が見付かったのは、つい最近という。
中々完成しない難しい趣味である。

写真を撮る。
それぞれの人にそれぞれの目的があるように。
記録だったり記念だったりコンテストだったり。
自分も写真を撮っている。
昔は子どもの成長を記録する事だったり、事実を記憶する事だったり。
そして、アートとしての写真を意識する。
難しい。

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